一番好きなイタリアオペラは何かと聞かれたら
迷い無く
「La boheme ラ・ボエーム」と答えます。
作曲はPuccini、プッチーニ。
多くの作曲家を生み出したイタリアで
一番人気はたぶん、いえ絶対Verdi、ヴェルディです。
ちなみに中学の音楽の教科書の半分は
Verdiの生涯についての解説だそうです。
もちろん私もVerdiオペラ大好き。
特にRigolettoは、何回見ても、結末が分かっていても、
どんな素人がやるオペラでも泣けてしまうほど。
そのVerdiの生家や別荘などがある北イタリアの
小さな街、Bussetoに昨日行ってきました。
「どこでもいいよ~」という友人のお言葉に甘えて
Busseto遠足に決めました。
車がないとアクセスしづらい場所なので、
行きたい!と思ってもなかなか行けない場所の一つでした。
フィレンツェから車で2時間半、
まず訪れたのがVerdiの生家。

なんとも素朴。
ここでお父さんは雑貨屋兼宿屋を営んでいたそうです。
あまり裕福でなかったVerdiは、
もっぱら目の前にある教会のオルガンやピアノを借りて
練習していたそうです。
彼の才能を見いだしたパトロン、バレッツィのおかげで
音楽の勉強を受けられたとのこと。
のちに、バレッツィの娘と結婚したので
義父と息子の関係になります。
バレッツィの最後の言葉、
「Il mio verdi,il mio verdi、
私のVerdi,私のVerdiよ」からもわかるように
かれはVerdiをとてもかわいがっていたそうです。
存命中にたくさんのヒット作品を生み出したVerdi,
だんだんと富と名声を手に入れますが
彼は成金男には決してならず、
稼いだお金で様々な慈善事業に寄付をしたようです。
お金がなかった時代、
みんなの援助があって音楽が続けられたという精神を、
裕福になっても持ち続けた証拠でしょうか。
これは晩年過ごした別荘の庭。

どれほど裕福になったかがわかります。
そしてこれはVerdi劇場。

イタリアには「Verdi」と名のつく劇場が
いくつもあります。フィレンツェにもあります。
しかし、Verdiが存命中に建てられた劇場は
Bussetoの街にあるこの劇場だけだそうです。
300人ほどの小さな劇場ですが、
あのトスカニーニやムーティもここで
オペラの指揮を振りました。
Verdiの生まれた10月は、
Bussetoの町に近いParmaの町が
Verdi一色になります。
去年はここでレオヌッチ出演の
「ルイザミラー」を観ました。
そして今年は、ヌッチの18番、
「リゴレット」が行われます。
今年も行きたいと思っていますが
日程が厳しく。。。
せめて、公開リハーサルに出かけられたら・・・と
もくろんでおります。
VIVA VERDI!!
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